脊柱管狭窄症によくある症状
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腰の痛みと足のしびれをなんとかしたい
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歩いていると足がしびれて歩けなくなる
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できれば手術をせずに症状を緩和したい
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病院で脊柱管狭窄症といわれ悩んでいる
脊柱管狭窄症はなるべく切らずに改善しよう
腰の痛みをともなう疾患はいろいろありますが、
脊柱管狭窄症の場合、腰の痛みだけでなく、
足のしびれも見られるという特徴があります。
また、病院や整形外科で脊柱管狭窄症と診断された場合、手術を勧められるケースも少なくありません。
ただ、手術を検討する前に、
その腰痛が本当に脊柱管狭窄症によるものかどうか、
もう一度、考えてみることが重要です。
なぜなら、実際に手術をしても、
痛みやしびれが取れないケースも見られるからです。
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脊柱管狭窄症とは?原因や症状について解説
単に脊柱管狭窄症といった場合、それは腰部脊柱管狭窄症のことを指すケースがほとんどです。
脊柱管は脳から出た神経の大動脈的存在であり、頸部や胸部にも狭窄が見られることもあるのですが、圧倒的に腰部に見られるケースが多いのです。
主に中高年以降の方に多く見られる疾患で、ある製薬会社の調査によると、40歳以上の方のおよそ3%、人口にして240万人に脊柱管狭窄症の疑いがあるということです。
また、実際に脊椎分離症と診断された方も推定で65万人いるそうです。
【脊柱管狭窄症とは?】
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とはどのような疾患なのでしょう。
◆脊柱管が狭くなる疾患
脊柱管は脳から出た神経が身体の各部へ送られる際の通り道で、骨の中を、トンネルを通るようにつながっています。
ところが、何らかの原因によって神経の通り道が狭くなり、神経圧迫を起こすことで様々な不調を招きます。
◆特徴
脊柱管狭窄症の最大の特徴として、間欠性跛行(かんけつせいはこう)があげられます。
歩き始めてから10分ほどすると、腰の痛みや足のしびれのために歩くのが困難となります。
ただ、座ってしばらく休んでいると歩けるようになり、10分ほど経つとまた歩けなくなるといったことを繰り返します。
どちらかというと、腰痛よりも足のしびれを訴える方が多いのも特徴です。
【脊柱管狭窄症の原因】
脊柱管狭窄症の原因としてはいろいろなことがあげられています。
◆加齢
脊柱管狭窄症の原因として、もっともポピュラーなのが加齢による骨の変形です。
骨が変形することで神経を圧迫し、腰痛や足のしびれが出るとされます。
◆重い荷物を持つ仕事
農業や鉄工業など、重い荷物を持つ機会が多いと、腰の骨にかかる負担が増し、脊柱管狭窄症のリスクが増すとされています。
◆不良姿勢
猫背を続けるなど、不良姿勢によって腰椎アーチが減少し、結果として脊柱管狭窄症を発症しやすくなります。
【脊柱管狭窄症には誤診が多い?】
脊柱管狭窄症に限ったことではありませんが、腰部疾患に関しては原因の分からないことも多いのが事実です。
◆手術をしても治らない?
腰部脊柱管狭窄症と診断され、手術をした人の中には、手術後に症状が改善する人としない人とがいます。
幸いにして症状が改善した場合、それは腰痛や足のしびれが脊柱管狭窄症にによってもたらされていたということです。
一方、手術によって症状が改善しなかった場合、腰痛や足のしびれの原因が他の場所にあったということです。
◆腰痛や足のしびれの原因
脊柱管狭窄症の手段をしても症状が改善しなかった場合、骨や神経とは別の場所に原因があったのかもしれません。
その有力な候補が、筋肉や筋膜といった軟部組織です。
レントゲンやMRIには映らない筋肉や筋膜の緊張によって、腰痛や足のしびれが出ることは珍しくないのです。
脊柱管狭窄症にともなう症状は改善できる?
脊柱管狭窄症を発症した場合、手術をしなければ、症状を改善することができないのでしょうか。
そんなことはありません。
当院にも脊柱管狭窄症と言われた方が多くこられていますが、手術なしに症状が改善している方もたくさんいらっしゃいます。
【脊柱管狭窄症への対処法】
脊柱管狭窄症と診断された場合、日常生活でどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
◆休み休み歩く
脊柱管狭窄症の特徴である間欠性跛行に対処するには、休み休み歩くのが一番です。
無理をして歩いて転倒しては元も子もありません。
◆身体を前かがみの状態にする
脊柱管狭窄症の症状は、背筋を伸ばしたり身体を反らしたりすることで増強します。
症状が出ているときには、身体を前かがみにしましょう。
【脊柱管狭窄症の手術が必要なケース】
脊柱管狭窄症に限らず、できれば身体にメスを入れるようなことは避けたいものです。
そこで、手術が必要となるケースを紹介しておきます。
◆著しく日常生活に支障を来す場合
腰痛や足のしびれによって、日常生活もままならないような場合、手術療法が検討されることとなります。
◆両足にしびれが出ている場合
脊柱管狭窄症の特徴の1つが足のしびれですが、片側だけにしびれが見られる場合、脊柱管狭窄症によるものではない可能性があります。
両足にしびれが出ている場合、手術療法を検討することもあります。
◆知覚異常や尿漏れがある場合
脊柱管狭窄症にともなって下肢の冷えが見られる場合や、尿漏れがしばしば起こる場合、手術療法が勧められることとなります。
【脊柱管狭窄症が原因ではない可能性とは?】
腰部の疾患の多くは、筋肉や筋膜の緊張によってもたらされます。
もし、以下のようなことを試して症状が緩和するようであれば、保存療法を選択する方がいいかもしれません。
◆ストレッチによって症状が緩和する
腰痛や足のしびれがストレッチによって緩和する場合、神経ではなく、筋肉や筋膜の緊張が原因となっているのかもしれません。
◆入浴すると楽になる
お風呂で身体を温めて症状が緩和する場合、血行不良が原因となっている可能性があります。
以上のような場合、当院の施術で改善する可能性があります。
手術をする前に一度ご相談いただけますと幸いです。
腰痛治療院 恩【脊柱管狭窄症】アプローチ法
狭窄症で怖い状態は症状が進行性である場合です。
稀ですが進行性の筋力低下を認める場合や排尿障害(尿漏れや尿の排出困難)、排便障害を起こしている場合は早急に医療機関への受診を勧めさせていただます。
しかし、多くの場合は症状が固定化されており、普段の症状としては、歩行時や立っているときに臀部から下肢にかけての痛みやしびれがあります。
また代表的な症状として間欠性跛行といって、歩くと症状が悪化し、休むとやわらぐことが多くの場合にみられます。
また、前かがみになる姿勢をとると症状がやわらぐのも特徴の1つです。
当院では後者症状が固定化した方の施術を行います。
この場合、腰から股関節周りの可動域が低下している方が多くいらっしゃいます。
そうなると腰へのストレスはさらに上がり、歩ける距離が少なくなり、さらなる筋力低下を起こす危険性があります。
そのため腰から股関節まわりの癒着やストレッチを行い、可動域の改善と体幹のトレーニングを行い、症状の改善を図ります。
狭窄症の場合、多くの方が少し歩くとしんどくなるため、外に出ることを敬遠する方がいらっしゃいますが、
ヘルニアとは違い安静にしていても症状が改善することは少ないため適切な施術やリハビリが必要となります。
著者 Writer
- 院長:竹内 剛
(たけうち ごう) - 取得国家資格:柔道整復師、鍼灸師
取得資格:日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(合格率10%ほどの難関資格)、
登録販売者(医薬品の95%の販売を行うことが出来ます)、
巻き爪認定セラピスト
趣味:食べ歩き、マンガ(抑制中)
得意な施術:腰痛、スポーツ外傷、肩の疾患(五十肩等)
ご来院される方へ一言:スポーツ障害はお任せください!!
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