お尻腰痛(仙腸関節性腰痛)でお悩みの方へ

お尻腰痛(仙腸関節性腰痛)によくある症状

  • 長時間座っていることがつらい

  • 腰から足にかけて痛みが出る

  • 仰向けで寝る
    ことがつらい

  • 動き始めに
    腰の痛みがある

なかなか改善しないお尻腰痛は筋肉が原因!?

お尻腰痛は、仙腸関節の可動域が低下している方に多くみられる症状と言われています。

 

お尻腰痛を発症すると、腰痛がみられるのはもちろんのこと、

お尻や股関節周りに痛みが出たり、足にしびれが出たりすることもあります。

 

お尻腰痛の多くは仙腸関節周囲の筋肉が緊張して、

仙腸関節の可動域が低下することで起こる場合があります。

 

ここでは、お尻腰痛に伴う症状の原因や、

自分で行えるお尻腰痛の改善方法について詳しくご紹介しています。

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お尻腰痛(仙腸関節性腰痛)の原因について

 

日本人の多くの方が腰痛に悩まされていますが、医療機関で調べてもなかなか原因が分からない場合があります。

では、お尻腰痛がみられるような場合、一体どこに原因があるのでしょうか。

 

【お尻腰痛(仙腸関節性腰痛)の原因】

 

「動き始めに腰の痛みが強く出る」

「痛みが出ているほうを下にして横になることができない」

 

お尻腰痛を発症している場合、動作のたびに腰へ負荷がかかるため、このような症状が出やすくなります。では、なぜお尻腰痛を発症してしまうのでしょうか。

 

◆仙腸関節の可動域低下

お尻腰痛の原因としては、仙腸関節の可動域低下が挙げられています。
仙腸関節は骨盤のちょうど真ん中にある関節で、仙骨と腸骨によって構成されています。
仙腸関節の面積はおよそ20平方センチメートル前後とされていますが、上半身の体重がわずかな面積しか持たない仙腸関節へとかかることが考えられます。

かつては仙腸関節が動くことはないとされていましたが、研究の結果、仙腸関節は可動関節であることが分かってきました。

仙腸関節が動くことによって、上半身の重さを下半身で支えられるよう調整しています。
ところが、仙腸関節の可動域が低下することで上半身の重さを下半身で支える能力が低下し、結果として腰への負担が増すことにつながるのです。

 

◆仙腸関節周囲の筋緊張

仙腸関節の可動域低下によって、お尻腰痛の発症リスクを増すということが考えられますが、仙腸関節の可動域が低下する原因として、仙腸関節周囲の筋緊張が挙げられます。
仙骨周囲には股関節につながる筋肉が多くあります。
そのため、股関節の可動域の減少や、同一姿勢の継続によって仙腸関節周囲の筋肉が硬くなることで仙腸関節の動きが悪くなり、お尻腰痛の発症につながるのです。

 

【お尻腰痛(仙腸関節性腰痛)に伴う症状】

 

「気が付くと、お尻や股関節のあたりをトントンと叩いている」…そんな経験はありませんでしょうか。
お尻腰痛を発症した場合、一般的に次のような症状がみられるとされています。

◆腰痛や臀部痛

腰部や臀部の筋肉が硬くなると、痛み物質が産生され、腰痛や臀部痛を発しやすくなります。
痛みが出ている方を下にして横になると、痛みを強く感じることがあります。

◆股関節痛

仙腸関節の可動域減少に伴って股関節が硬くなると、股関節痛を発症するリスクも増します。
歩き出しの際に痛みが生じる場合があります。

◆足のしびれ

仙腸関節周囲の筋緊張によって血管が圧迫されると、足のしびれを生じることもあります。

 

スポーツをおこなう女性アスリートや、サッカーやソフトボールなど片足に強い負荷がかかる種目をおこなう方に多くみられると言われています。
また、休息によって痛みの症状が弱くなっても、活動を始めるとまた痛みが再発するといった特徴が挙げられます。

 

日常でおこなえるお尻腰痛(仙腸関節性腰痛)対策

お尻腰痛の多くは突然発症するものではなく、日々の生活習慣の積み重ねによって起こる傾向がみられます。

そのため、お尻腰痛を予防するためには日常生活の改善がとても重要になってきます。

ここでは、お尻腰痛への対策法と併せてご紹介します。

 

【お尻腰痛がある場合の対策法】

 

実際にお尻腰痛に伴う症状がみられる場合、次のような対処をおすすめします。

 

◆患部を温める

お尻腰痛の多くは、仙腸関節周囲の筋緊張によって起こると考えられます。
そのため、患部を温めて血行を促進し、筋肉を緩めることが効果的と考えられています。

入浴時にお尻腰痛が緩和するようであれば、患部を温めるようにしましょう。

◆座り方の見直し

デスクワークや読書などの際など、長時間猫背の姿勢になっていませんか?
猫背になることで骨盤の後ろ側に重心が移動し、仙腸関節の筋緊張を生じることに繋がります。

理想の座り方は坐骨に上半身の体重が乗っている状態のため、クッションや丸めたタオルなどを椅子の背もたれと腰の間に挟み、背筋を伸ばして座るよう意識しましょう。

◆寝具を変える

柔らかすぎる布団に寝ていると、就寝中に寝返りが打ちづらくなり、腰痛のリスクを増すことがあります。
寝返りが自由に打ちやすくなるよう、自分に合った布団とまくらの組み合わせを考えてみましょう。

 

【日常で行えるお尻腰痛の予防法】

 

お尻腰痛の多くは仙腸関節周囲の筋緊張によって起こることが考えられます。
そのため、普段から仙腸関節を柔軟に保つことが重要です。

 

◆股関節のストレッチを行う

仙腸関節には股関節とつながる筋肉が多く付着しているので、股関節のストレッチをおこなうことがおすすめです。
また、体幹トレーニングをおこなうことで仙腸関節の安定性を高めることも重要です。

◆適度に身体を動かす

仙腸関節周囲の筋肉に限らず、筋肉が硬くなる原因は「使い過ぎ」と「使わなさすぎ」の2つが挙げられます。
お尻腰痛を持っていて運動不足気味だと感じる方は、日常的に身体を動かすよう意識すると良いでしょう。

 

腰痛治療院 恩【お尻腰痛(仙腸関節性腰痛)】アプローチ法

お尻腰痛(仙腸関節性腰痛)は、厳密に言うと腰ではなく、お尻近くにある仙骨のつけ根のゆがみや炎症が原因で起こります。

産後の女性に多い腰痛で、妊娠中に分泌されるホルモンの作用で緩んだ仙腸関節の靭帯が、出産後に正常に戻らないことで起きるケースが多くあります。

痛みは腰ではなく、尾骨(しっぽ)の上からお尻の中央部分までに出ることが多く、ずっと座っていたり、急に立ち上がる時などに痛みを伴います。
この場合、特に臀部の筋肉の柔軟性が低下して骨盤のゆがみを発生している場合が多く考えられます。

 

当院ではまず臀部の筋肉の柔軟性を高め仙骨部分の筋肉の付着部の癒着をとり骨盤を立てて座ることができるように骨盤の矯正を行います。

 

お尻腰痛(仙腸関節性腰痛)がある方の特徴としまして、臀部の筋肉の柔軟性が低下しているため座った際に骨盤を立てて座ることが難しく、骨盤を後傾(背中を丸くする)して座る癖がある方が多いです。
それでは腰周りへのストレスが高まってしまうため、なかなか完治することが難しくなります。

 

そのため当院では施術で臀部の筋肉を緩め、その状態を常にキープできるよう改善を目指します。
また、癖が抜けるまでは簡単に出来るストレッチもご指導させていただきます。

柔軟性が回復すると正しい骨盤の位置となり、臀部の痛みの解消につながります。

お尻腰痛(仙腸関節性腰痛)は根本的な改善をしない限り、長期に渡って痛みを抱えている方が多いため、完治した時の喜びは計り知れません。
少しでも多くの方にこの喜びを知っていただきたいと考えております。
ご気軽にご相談下さいませ。

著者 Writer

著者画像
院長:竹内 剛
(たけうち ごう)
取得国家資格:柔道整復師、鍼灸師

取得資格:日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(合格率10%ほどの難関資格)、
登録販売者(医薬品の95%の販売を行うことが出来ます)、
巻き爪認定セラピスト

趣味:食べ歩き、マンガ(抑制中)

得意な施術:腰痛、スポーツ外傷、肩の疾患(五十肩等)

ご来院される方へ一言:スポーツ障害はお任せください!!
 

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当院のご紹介 About us

院名:腰痛治療院 恩-ON-
住所〒120-0034 東京都足立区千住3-35 ベル・ハイツⅡ 1階(千寿本町小学校前)
最寄:JR常磐線 北千住駅 西口から徒歩4分
地下鉄日比谷線 北千住駅 西口から徒歩4分
地下鉄千代田線 北千住駅 2番出口から徒歩4分
駐車場:無し(近隣にコインパーキング多数有り)
                                                                   
受付時間 日・祝
10:00~19:00
最終受付
(それ以降は応相談)
※予約優先制
定休日:無休(土曜・日曜・祝日も営業)

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