変形性関節症【膝編】

変形性関節症【膝編】

こんにちは！腰痛治療院　恩-ON-の院長の竹内です！

前回は大まかに変形性関節症の基本的な事についてお話しましたが、今回はその中でも多い膝の変形についてお話していきます！

この膝の変形性関節症は男女比が１：４と女性に多く見られる症状になっています。

その原因としては、閉経に伴う骨密度の低下や男性よりも筋肉量が少ない場合が多い事などが考えられます。

ではどのような症状がでるのか、また予防方法などについて早速お話していきます！

原因

まず膝が変形する大きな原因としては老化です。前回のコラムでもお伝えしましたが、衝撃や長年の負荷により摩耗、変性する事で起こります。また肥満も関節への負担が増えるため原因の一つになります。

症状

膝の変形性関節症の初期症状は初動作痛と言って、動作の初めに痛みが出ることが代表的な症状となっています。立ち上がりや歩き始めなどに痛みが出ると言うことです。また痛みが出ても休むと痛みが落ち着くという特徴もあります。進行すると夜寝ている時なども痛みがあり、変形が起こると膝が伸びきらなくなってしまいます。

原因と症状はお分かりいただけましたか？

変形性の関節症は軟骨がすり減っているだけでは痛みが出るわけではないと前回お伝えしましたが、ではどうすれば膝の痛みを抑えられるのか、また膝への負担を抑えられるのかをお伝えします。

予防法

① 太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛える

太ももの前の筋肉が衰えると膝に直接衝撃が加わります。そうなると関節へ大きな負荷がかかり軟骨がすり減りやすく、また骨同士がぶつかりやすくなり骨棘がでやすくなります。

②太られないように気をつける

これは単純に体重が増えるとその分膝への負担が増えるためです。食事を調節するなどして気をつけましょう。すでに痛みがある方は運動は行ってもいいものと控えた方がいいものがあるので気を付けましょう。

③血行をよくする

血行が悪くなると筋肉が硬くなります。そうするとうまく筋力を使えずやはり関節に衝撃加わりやすくなるのです。冷やさないようにしたり、またストレッチなどを行うと効果的です。

予防法として３つお伝えしましたがでは何をやればいいのか？と言うことになりますよね。

おすすめは水中ウォーキングです。

水の中だと浮力により関節への負荷が軽減されまた水の抵抗力により普通に歩くよりも筋肉を使います。

ですのでプールなどでゆっくりウォーキングするのをお勧めします。

(⚠︎夜寝ている時や安静にしている時にも痛みがある方は一度病院を受診し医師に確認してから行いましょう。)

ですが人によってはプールが近くにないなど通えない方もいますよね？

そのような方は簡単で痛みがある方でも行える、太もものトレーニングやストレッチ方法を当院ではお伝えしております。

関節内がどうなっているのかは体表面からでは分かりないため、個人判断で行うのは危険です。一度専門家に相談してから行いましょう。

では次回は変形股関節症についてです。

今回のコラムからお読み頂き変形性関節症とは？と思った方は是非一つ前のコラムも合わせてお読みください！

↓　　　　　　　↓　　　　　　↓

年齢とともに注意が必要！変形性関節症って何？

腰痛治療院　恩‐ON‐　　　院長　　　竹内剛

院長挨拶・プロフィール

私は高校時代に半年間の入院生活と四肢麻痺という手足が全く動かない状態を経験しました。

思春期の時の長い入院生活は非常に苦しく、痛みやしびれなどで長年苦しみました。

この時にもし、自分がこの状態から回復することができたら必ず人の役に立てる仕事をしようと心に決めました。

この時の経験があったからこそ、今もどこに行っても治らないと諦めているような方々の力になりたいと強く思っております。

実際に私自身、一生電動車いすと医師から宣告されましたが、懸命なリハビリにより以前と変わらないまでに回復することが出来ました。

当院では施術だけではなく、近隣の病院やクリニックとも提携し、患者様を完全にサポートできる体制を整えております。

西洋医学や東洋医学など、様々な視点から患者様のサポートを行い、必ず痛みなく充実した生活を過ごして頂けるようにサポートさせて頂きます。

院長プロフィール

氏名:竹内　剛(たけうち　ごう)

取得国家資格：柔道整復師、鍼灸師

取得資格：日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

(合格率10%ほどの難関資格)、

登録販売者(医薬品の95%の販売を行うことが出来ます)、

巻き爪認定セラピスト

血液型：Ａ型

出身地：大阪の藤井寺市
(大阪人っぽくないとよく言われます。笑)

趣味：食べ歩き、マンガ(抑制中)

目標：どんな症状でも改善出来る治療家

得意な施術：腰痛、スポーツ外傷、肩の疾患（五十肩等）

経歴：高校時代の柔道の試合中に頸髄を損傷し四肢麻痺状態を経験する。

半年の入院とリハビリ生活により以前と変わらないまでに回復。

このことがきっかけで治療家の道を志す。

スポーツをしていた経験からスポーツトレーナーを目指し、６年間専門学校へ通い国家資格を複数取得。

その後サッカーＪリーグのトップチームチーフトレーナーを担当。

さらなるスキルアップを求め、足立区の治療院で院長として働きながらPGA(日本プロゴルフ協会)の公認トレーナーとして、賞金王に4度輝いたプロゴルファーの室田淳選手等の試合に帯同。

また、歌舞伎俳優の松本白鸚(旧　幸四郎)さんのトレーナーとして舞台をサポートする。

今まで多くの力士やアスリートの施術を担当。

アスリートや著名人だけではなく、

地域で長年の痛みに苦しむ方のサポートをしたいと考え、北千住に腰痛治療院　恩-ON-をオープン。