怪我をしてしまった…そんな時は?

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怪我をしてしまった…そんな時は?

 

 

こんにちは!腰痛治療院 恩‐ON‐院長の竹内です!

最近温かい日も多くなってきましたね!

冬の間は寒くて乗り気ではなかったけど、少し外で体を動かしてみようかな♪と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

体を動かすことはとてもいいことです。

しかし、久しぶりにいきなり動くと自分でも思いがけない怪我をしやすいものです。

また、東洋医学で春は気が緩みやすくなると言われているので、注意が散漫になり、ちょっとした怪我も起こりやすくなってきます

 

今回はそんな時、自分でどのように対処していいのかについてお話しさせて頂きます!

怪我と言っても切り傷や火傷、捻挫など沢山ありますが、今回は捻挫や打撲などの運動時に多い怪我についてお話させて頂ければと思います。

怪我をして最初に来るのが炎症期といわれる一般的に皆さんが想像する“怪我をしている”と感じている時期に当たります。

この急性期には「炎症の5徴」といわれる5つの特徴があります。

〈炎症の5徴〉

⑴発赤

⑵熱感

⑶腫脹

⑷疼痛

⑸機能障害

簡単にいうと、怪我をしたところが赤く腫れ、他の部位と比べて触ると熱くなっており、痛みがあり通常通りに動かすことが出来ない状態です。

このほかに強い衝撃が加わり、少しひどいときには内出血などもみられます。

 

受傷直後にこのような状態が見られた際に痛みの緩和や、その後の経過をよくするためにおすすめするのがスポーツの現場などでも使われる「RISE(ライス)処置」という方法です。

RISE処置は、

安静(Rest)

冷却(Icing)

圧迫(Compression)

挙上(Elevation)

これらの頭文字をとっているのでRISE処置と言われます。

※近年ではRICE処置の4つでしたが、「P」Protect(保護)と「S」Stabilization/Support(安定/固定)が追加されてPRICES処置の6つで言われることもあります。

◎安静:患部の腫脹を抑え、血管や神経などの周辺組織の損傷を防ぐ効果があります。患部を楽な姿勢で動かさないようにしましょう。

◎冷却:腫脹を抑え、痛みのもとである炎症物質がひろがるのを抑えます。また重症な際に見られる二次障害で起こる低酸素障害による組織壊死を防ぐ効果もあります。袋などに氷をいれ空気を抜いたもので10から20分患部の感覚がなくなるまで行いましょう。痛みが出てきたらもう一度冷やします。

◎圧迫:内出血や腫脹などを防ぎます。テーピングや弾性包帯などで患部を軽く圧迫しましょう。

◎挙上:腫脹の防止、軽減に効果があります。寝る時など枕などを使い、患部が四肢の場合は心臓より高い位置にあげましょう。

 

 

ぎっくり腰の際にもお話しましたが、炎症期は48〜72時間ほどといわれています。また主に48時間は炎症物質が出続けると言われているので最低でも2日間はRISE処置を行ってください。

この時期に「痛いときは温めた方がいいって聞いたから…」と言って温めてしまったり、部活などでなかなか休めないからといって無理やり動かしてしまうと、炎症が長引いてしまったり常に炎症が残ってしまう慢性炎症に繋がってしまうのでやめましょう。

急性期を過ぎると周りの血管や組織の修復をする増殖期、またその後には癒着の原因にもなるコラーゲンの成熟をする成熟期になります。

急性期と変わって、この時期はストレッチや運動、温熱療法またマッサージなどを行い慢性的な痛みに繋がりやすい癒着が起きないようにケアをしましょう。

(例)  肉離れ

受傷直後〜72時間程度…冷やす

72時間以降…温める

72時間以降でもお風呂等で温めた際にジンジンと痛みが出たり、腫れが強くなる際はまだ炎症期が続いているため、その際は冷却を継続して下さい。

またお風呂に入って気持ちよかったり、痛みが緩和する方は炎症期が終了しておりますので、出来るだけ温めるように心がけて下さい!!

 

今回は打撲や捻挫など比較的かるい外傷についてお話しましたが、自分では軽い怪我だと思ったものが実は骨折などの大怪我だった…なんて場合もありますので、怪我をした時にはそのままにせず一度病院への受診をおすすめします。

よく怪我をする方で慣れている方でもあまりにも強い痛みやRISE処置をしているのに痛みがひどくなる、出血が多いときは早めの受診をおすすめします。

 

腰痛治療院 恩-ON-   院長  竹内剛

著者 Writer

著者画像
院長:竹内 剛
(たけうち ごう)
取得国家資格:柔道整復師、鍼灸師

取得資格:日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(合格率10%ほどの難関資格)、
登録販売者(医薬品の95%の販売を行うことが出来ます)、
巻き爪認定セラピスト

趣味:食べ歩き、マンガ(抑制中)

得意な施術:腰痛、スポーツ外傷、肩の疾患(五十肩等)

ご来院される方へ一言:スポーツ障害はお任せください!!
 

当院のご紹介 About us

院名:腰痛治療院 恩-ON-
住所〒120-0034 東京都足立区千住3-35 ベル・ハイツⅡ 1階(千寿本町小学校前)
最寄:JR常磐線 北千住駅 西口から徒歩4分
地下鉄日比谷線 北千住駅 西口から徒歩4分
地下鉄千代田線 北千住駅 2番出口から徒歩4分
駐車場:無し(近隣にコインパーキング多数有り)
                                                                   
受付時間 日・祝
10:00~19:00
最終受付
(それ以降は応相談)
※予約優先制
定休日:無休(土曜・日曜・祝日も営業)

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