鍼灸マッサージが意外と効く!【捻挫編】
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鍼灸マッサージが意外と効く!【捻挫編】
こんにちは!
腰痛治療院 恩-ON-の院長の竹内です!
今回はスポーツ中はもちろん日常生活でもおこりやすい捻挫についてです!
前回の肉離れ同様、捻挫に対して鍼灸マッサージでどのようにアプローチ出来るのかも含めてお話していきます。
捻挫とは?
関節に強い力が加わる事により、可動域以上の無理な運動が起こったときになります。
関節を支えている軟部組織(靭帯や関節包など)や軟骨などが損傷することを言います。
よく損傷しやすい組織は靭帯です。
靭帯の損傷具合によってレベルが分かれています。
1度:靭帯が一時的に伸びている状態
2度:靭帯の一部が切れてしまっている状態
3度:靭帯が完全に切れてしまっている状態。(靭帯断裂)
症状
症状はレベルによっても異ないますが、痛みと腫れが主な症状になります。
レベルが上がるごとに内出血などもみられ症状が重くなります。
急性期を過ぎると関節がぐらぐらとするような不安定性や患者さんによっては関節が詰まっているような感覚を訴える方もいらっしゃいます。
対応方法
基本的に急性期はRICE処置です。負荷をかけずに安静にしましょう。
鍼灸マッサージでのアプローチ方法は急性期とその後とで変わります。
急性期
炎症反応が強い時期は患部に直接鍼灸やマッサージは基本行いません。その周囲の筋肉を柔らかく保ち患部への無駄な負荷をかけないようにします。また鍼灸を行うことにより血流を良くし痛み物質や炎症物質が患部に滞らないようし、痛みや腫れの引を早める効果もあります。
その後のケア
靭帯損傷に伴い普段関節を安定させるために働いている靭帯がうまく使えず、周りの筋肉がカバーしようとします。また痛みのため歩き方や使い方が変わる事によって別の場所に負担がかかりやすくなっています。患者さんの中には捻挫から少し時間が経っても痛みや違和感があるという方もいらっしゃいますが、意外と靭帯が悪いのではなくその周囲の組織が固くなっていることによって起こっているものも沢山あります。
鍼灸では症状や動きからどこに負担がかかっているのか、みつけアプローチをします。
そうする事で残っていた違和感がなくなる事もよくあるのです。
伸びてしまったり切れてしまった靭帯は鍼灸やマッサージでは元通りにはなりません。
しかしうまくケアに取り入れる事によって捻挫後も以前と変わらないように生活する事も出来ます。
捻挫は繰り返しやすく、また繰り返しなると関節に負担がかかり将来変形性関節症になりやすいと言われています。
捻挫は軽いと放っておきがちですが将来のためにもしっかりケアはしてくださいね!
ではまた次回のコラムでお会いしましょう。
腰痛治療院 恩‐ON‐ 院長 竹内剛
著者 Writer
- 院長:竹内 剛
(たけうち ごう) - 取得国家資格:柔道整復師、鍼灸師
取得資格:日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(合格率10%ほどの難関資格)、
登録販売者(医薬品の95%の販売を行うことが出来ます)、
巻き爪認定セラピスト
趣味:食べ歩き、マンガ(抑制中)
得意な施術:腰痛、スポーツ外傷、肩の疾患(五十肩等)
ご来院される方へ一言:スポーツ障害はお任せください!!
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