詳しく教えて！保険適用疾患について！〈神経痛編〉

詳しく教えて！保険適用疾患について！〈神経痛編〉

こんにちは！

腰痛治療院　恩-ON-の院長の竹内です！

早速ですが少し前回のおさらいから入りましょう。

前回のコラムで条件付きではありますが、鍼灸施術でも保険を使える事をお伝えしました。

その条件として適用疾患が

神経痛

リウマチ

頚肩腕症候群

五十肩

腰痛

頚椎捻挫後遺症

の６つに決まっているという条件がありました。

今回からそれぞれの疾患について詳しくお話ししていきます。第一回目は〈神経痛〉です。

症状は？

神経痛の症状はぴりぴりやじんじんなどの痛みや違和感などが代表的なものになります。

常に痛みや違和感がある場合もあれば、特定の姿勢や動きで出現する場合もあります。また痛みにより動かせなくなることもあります。

原因は？

原因をお話しする前に神経について少しお伝えしておきます。神経は中枢神経と抹消神経に分かれています。中枢神経には脳と脊髄が含まれており、抹消神経痛は中枢神経以外のものすべてのものをさします。この抹消神経には体表からの感覚をつたえる知覚神経や動かしたりする運動神経、また内臓の動きを司る自律神経も含まれます。

この抹消神経がなんらかの刺激を受けることにより神経痛は起こります。

刺激を受ける原因は多岐にわたるため特定する事が難しいのが現実です。

神経痛と呼ばれるものには坐骨神経、三叉神経痛、手根管症候群など沢山あり、その原因となるものは筋肉などに圧迫されているものからストレス、また帯状疱疹などによるものまでさまざまです。

治療法は？

病院などでは鎮痛薬や神経ブロックなどを行います。帯状疱疹など原因がはっきりしているものに関しては根本治療をおこないます。

しかしストレスやどの筋肉により圧迫されているのかの特定が難しい場合は長引く事もあります。そのような場合もあるため鍼灸保険適用疾患になっているのです。

鍼灸院での対応でも基本的には症状や問診などから、何が末梢神経へ刺激を与えてるいるのかを特定しながら施術を行っていきます。

保険適用になっていると言うことは効果も認められているので、長年神経痛でお困りの方は一度主治医に鍼灸施術を相談してみてもいいかもしれません。

では次回は〈リウマチ〉についてです。

腰痛治療院　恩‐ON‐院長　　竹内剛