悩んでる人も多い！一次性頭痛をもっと詳しく！

悩んでる人も多い！一次性頭痛をもっと詳しく！

こんにちは！腰痛治療院　恩-ON-の竹内です！

前回に引き続き今回も頭痛についてです。

第一回目に少しお話しした病気などで特にレントゲンやMRIなどでは異常がないが、悩まれている方が多い一次性頭痛について今回は詳しくお話しします。

前回のおさらいですが、一次性頭痛には３つ　①筋緊張性頭痛　②片頭痛　③群発性頭痛があります。

この３つの頭痛について原因や特徴、なってしまった時の対処法と鍼灸マッサージでのアプローチなどについて今回はお伝え出来ればと思います。

①筋緊張性頭痛

頭をぎゅーっと締め付けられるような痛みが特徴。

原因

名前の通り筋肉が大きく関わってきます。日頃の疲れや長時間のデスクワークなどで首から肩甲骨にかけての筋肉が疲労により強ばり、血流が悪くなる事によっておきます。

もしなってしまったら？

血流の悪さが大きく関係するので温めたり、軽いストレッチなどを行うと効果的です。逆に冷やす事により血行が悪くなり締め付け感が強くなる事もあります。鍼灸やマッサージとの相性がよく、首周りの筋肉を刺激する事によって早く痛みを落ち着かせる事ができます。また筋肉に疲労をためない事が予防にもなるため日頃のケアで鍼灸やマッサージなどを取り入れると痛みが出にくくなるのでお勧めです。

②偏頭痛

２０〜４０代女性に多く、ズキズキとした拍動性の（心臓の動きに合わせたような）痛みが特徴。

原因

脳に血液を送る血管の拡張、また目の奥を通っている三叉神経が刺激される事が原因と考えられています。女性ホルモンとの関係も強く、女性と男性では圧倒的に女性がかかる事が多い頭痛です。光や音などの刺激や、ポリフェノールが多い赤ワインやチョコなどで誘発される方もいらっしゃいます。一次性頭痛の中では特に低気圧の影響を受けやすくこれからの時期に増えてくる頭痛でもあります。

もしなってしまったら？

痛みが強い時には外的刺激が少ない、薄暗く静かな所で横になって安静にしましょう。こちらは血流が促進されると痛みが強くなるので、痛みが強い場合は運動やマッサージ、温める事はやめましょう。
冷やすとズキズキとした痛みが収まることもあります。鍼灸マッサージも発作時はおすすめしません。ただ自律神経が大きく関わっているので、日頃のケアとして鍼灸を取り入れると発作の回数が減る事や、強い痛みが出にくくなるなど効果が出る方もいらっしゃるのでぜひ発作が出てない時にご相談下さい！

③群発性頭痛

２０〜４０代の男性に多い。
目の奥がえぐられるような、刺されるような痛みが片側にでるのが特徴。
一度症状がでると１〜２ヶ月ほぼ毎日同じ時間帯に起きます。特に夜間に発作が起こる事が多いと言われています。

原因

脳の視床下部が大きく関係していると言われており、こちらも三叉神経の刺激により動脈静脈が拡張して起こると考えられています。またアルコールや過度なタバコなどは発症のリスクを上げる要因でもあるので気をつけましょう。偏頭痛と同じように気圧の変化によって起こる事もあるのでこれからの時期は注意が必要です。

もしなってしまったら？

痛みが出てしまったら動けなくなるほど強いと言われています。発作は１～２か月間続くこともあるので、落ち着いている時間で病院を受診し薬を処方してもらうのがいいでしょう。人によっては日常生活や仕事に支障をきたしてしまうので、発作の来るタイミングが何となく分かる方は常に持っておかれるのもお勧めします。鍼灸マッサージではやはり発作時は行わずに予防メインでの治療になります。

いかがでしたでしょうか？

同じ一次性頭痛といってもばらばらな３つでしたよね。

頭痛に悩まれている方は、まずはご自身がどのタイプなのか？を知る事が１番大切です！

頭痛外来や専門家も多くあるのでお一人で悩まず一度相談する事が大切です！

これから梅雨も本番になってくるのでその前に是非もう一度ご自身の痛みと向き合って見てはいかがでしょうか？

腰痛治療院　恩‐ON‐　院長　　　竹内剛