手指が動かない⁉それ神経麻痺かも…!
その他
手指が動かない⁉それ神経麻痺かも…!
こんにちは!腰痛治療院 恩-ON-の院長竹内です。
今年ももう八月の後半になりましたね。
ここ何回かのコラムでは指や手の疾患についてお伝えしてきましたが今回も手や指の症状についてです。
ある日、突然動かそうとしても指や手が思うように動かせなくなったら怖いですよね。
でも実際にあり得ることなんです!
ハネムーン症候群という言葉を皆さんは耳にしたことがあるでしょうか?
なんとも幸せそうな響きですよね!しかし幸せなのは名前だけで、実際の症状はとてもつらいものなのです!
ハネムーン症候群(橈骨神経麻痺)
橈骨神経は脊髄から出て肘から上では力こぶの外側を通り肘から下では親指側の橈骨という骨に沿って指の方までつながっている神経です。この神経が圧迫されることにより手首そらせなくなり、お化けの手のようにだらんと力が入らなくなってしまったり親指から中指の甲にかけての感覚がなくなってしまったりなどの症状が出ます。
ハネムーンで新婚カップルが腕枕で寝てしまい長時間橈骨神経を圧迫してしまい、次の日の朝手が動かせなくなってしまうことからハネムーン症候群と言われるようになりました。
原因としては腕枕だけではなく骨折や脱臼などの怪我、ガングリオンなど腫瘍による圧迫の場合もあります。
神経を圧迫している時間が長いほど完治しにくくなるため、症状が現れた際はすぐに病院を受診しましょう。
手の抹消神経の障害としてはハネムーン症候群(橈骨神経麻痺)以外にも、尺骨神経が肘の内側を通るところで圧迫が起きる肘部管症候群や、正中神経が手首の手根管というトンネルを通る際に圧迫されて起こる手根管症候群も有名です。
肘部管症候群(尺骨神経麻痺)
よく肘の内側をぶつけた際にビーンと痛みが走った経験をした方も多いと思いますが、その部位で神経が刺激されることにより薬指、小指の感覚異常と小指が伸ばせなくなるといった症状が出ます。
手根管症候群(正中神経麻痺)
手首の内側にある手根管という骨と靭帯で作られたトンネルで正中神経が刺激されることによって親指の動きづらさや小指以外の指先に感覚異常がでます。
今回は3つの抹消神経をご紹介しましたが、それぞれ症状が長引けば長引くほど治りづらく日常生活に支障をきたすものになります。手の指は特に仕事でもよく使用する方も多いので、いつもと少し感覚が違うと感じたり、なんだか動かしづらいなと感じる際は無理をせずに専門家に相談してみましょう!
では今回もこの辺で!
腰痛治療院 恩‐ON‐ 院長 竹内剛
著者 Writer
- 院長:竹内 剛
(たけうち ごう) - 取得国家資格:柔道整復師、鍼灸師
取得資格:日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(合格率10%ほどの難関資格)、
登録販売者(医薬品の95%の販売を行うことが出来ます)、
巻き爪認定セラピスト
趣味:食べ歩き、マンガ(抑制中)
得意な施術:腰痛、スポーツ外傷、肩の疾患(五十肩等)
ご来院される方へ一言:スポーツ障害はお任せください!!
当院のご紹介 About us
腰痛治療院 恩-ON- SNSアカウント運営中!
腰痛治療院 恩-ON- SNSアカウント運営中!
腰痛治療院 恩-ON-
フォローお願いします!
- お得な情報配信中!
- サービスのご案内などもしています
- キャンペーン情報いち早くゲット!