膝の痛みは高齢者だけのものではない!膝の半月板損傷とは?
膝痛
膝の痛みは高齢者だけのものではない!膝の半月板損傷とは?
こんにちは!腰痛治療院 恩-ON-の院長の竹内です!
前回までの変形性関節症についていかがでしたか?
今回から2回にわたって若い方もなる可能性がある膝の痛みについてお話します。
特にスポーツをしている方は注意が必要なものになっているので是非読んでみてください!
スポーツにより起こる膝の怪我は半月板損傷と靭帯損傷が大半を占めると言われています。
そして今回は最もスポーツ中に起こる膝の疾患でもある【膝の半月板損傷】についてお話します。
〈半月板って何?〉
まず半月板とは何か、耳にしたことはあってもどのようなものかわからない方も多いと思います。
半月板とは太腿の骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)の間にある繊維軟骨と言われるもので内側と外側に1つずつ着いています。
主な役割は
膝の荷重を分散、衝撃の吸収
膝を安定させる
関節表面の軟骨を保護する
ですので半月板を損傷すると変形性関節症になりやすくなってしまいます。
〈症状〉
運動時、特にしゃがむ姿勢や正座などで強く痛んだり、出血したり炎症による水が貯まるなどがあります。また、損傷した半月板が関節内に挟まれる事により関節が伸ばしきれなくなったり曲げきれなくなる事もあります。(ロッキングと言います。)
〈原因〉
スポーツではジャンプ着地などに体重がかかっている膝関節にひねり加わる事により起こります。また前十字靭帯損傷との合併症としても多くなっており、バスケットボール、バレーボール、体操、サッカー、テニス、野球などのスポーツでよく起こると言われています。加齢によっても起こるため40歳以上ではちょっとした衝撃でも起こってしまうので注意が必要です。
半月板損傷では損傷度合いにより対処が変わってきます。
軽いものだと自然に治るものもあります。しかし安静、消炎鎮痛剤やヒアルロン酸の投与でも痛みがあり支障を来たす場合は手術を行う事もあります。
初めの頃にもお伝えしましたが半月板損傷をされた方は変形性関節症になりやすいとも言われているので、その後のケアはしっかり行ったほうがいいでしょう。
特に中高生や若い方は中々部活が休めないなどで無理をしてしまいがちですが、我慢せず治してからスポーツを行う事を今後のためにもお勧めします。
では次回は半月板損傷の次にスポーツ時になりやすい靭帯損傷についてです。合わせて読んで頂けると嬉しいです!
腰痛治療院 恩‐ON‐ 院長 竹内剛
著者
Writer
(たけうち ごう)
取得資格:日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(合格率10%ほどの難関資格)、
登録販売者(医薬品の95%の販売を行うことが出来ます)、
巻き爪認定セラピスト
趣味:食べ歩き、マンガ(抑制中)
得意な施術:腰痛、スポーツ外傷、肩の疾患(五十肩等)
ご来院される方へ一言:スポーツ障害はお任せください!!
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