詳しく教えて!保険適用疾患について!〈頸肩腕症候群・五十肩・腰痛編〉
その他
その他
詳しく教えて!保険適用疾患について!〈頸肩腕症候群・五十肩・腰痛編〉
こんにちは!
腰痛治療院 恩-ON-の院長の竹内です!
保険適用疾患について最後のコラムです。
今回は〈頸肩腕症候群〉〈五十方肩〉〈腰痛〉についてになります。以前のコラムですでにご紹介した疾患もあるため3つまとめてご紹介したいと思います。
〈頸肩腕症候群〉
症状は?
症状は仕事や行っているスポーツなどや生活習慣、その人の元々のアライメント(姿勢など)によって様々です。
多くの場合は最初こっている感覚や重だるさと言ったいわゆる「疲れ」のような症状が、首、肩、腕、指などに出ることから始まります。その疲れのような違和感から徐々に痛みやしびれなどに変わっていきます。手が冷たくなる様なものや、疼くように感じる人もいます。また人によっては首から指だけではなく、肩甲骨や背中の痛み、耳鳴りやめまいなどの自律神経症状をきたす事もあると言われいています。
原因は?
実は現時点でははっきりとした原因はわかっておらず、生活習慣や使いすぎなどが原因ではないかと考えられています。同じような症状が出る病気には頚椎ヘルニアや変形性頚椎症、頚椎後縦靭帯骨化症、胸郭出口症候群などがありますが、それらの可能性を除外しレントゲンなどの画像診断でも異常がない場合は頸肩腕症候群と診断されます。
また、一般的には男性よりも女性のほうがかかりやすくストレスなども原因の一つではないかとされています。
どのように施術するの?
まずはその人が症状が出てしまった原因の特定からになります。例えば長年のパソコン作業により首肩の筋肉が凝り固まってしまってことにより出てくる症状なのであれば首肩の筋肉に対してアプローチをしていきます。
その他にも筋肉自体がもともと弱くそれにより日常生活での負荷が大きくなっているのであれば軽いトレーニングなどを行う事もあります。
〈五十肩〉
症状は?
主な症状は肩の痛みや拘縮、またそれによる運動障害です。有名なもので言うと、結帯(帯を結ぶ様に腰の後ろに手を回すような動作)と結髪(髪の毛を結うように頭の後ろに手を挙げる動作)が出来なくなります。
五十肩の症状は急性期(約2週間)→慢性期(約6ヶ月)→回復期の3期に分類されており、回復期が終わるまで約1年かかると言われています。それぞれの期間によって出てくる症状は違います。急性期には寝ている時に痛みで目が覚めてしまう夜間痛があります。
*原因は?
主な原因は筋肉の老化と言われいます。老化で肩関節周りの筋力が低下し、安定性が欠如した状態で繰り返しの負荷が加わることにより起きやすい症状です。骨・軟骨・靭帯・腱・関節包などの肩関節周りの組織が傷つき炎症を起こすことによりなります。
日常生活での癖や使いすぎなどによる負荷が長年かかり続ける事により50代を中心とした40〜60歳に多いため五十肩と呼ばれています。
どのように施術するの?
五十肩へのアプローチ方法は3期のうち現在どこに位置するのかによっても変わります。急性期には炎症を抑えるようなアプローチを、慢性期には拘縮が起こらないように、起こってしまっているものに対しては可動域を広げるようなアプローチをしていきます。回復期には次にまたならないような予防も含めて施術を行なっていきます。
〈腰痛〉
症状は?
鍼灸保険適用の腰痛に関しては腰の痛みを主とする痺れや運動時痛などをさします。こちらに関してはとても幅広くヘルニアや狭窄症など他の疾患が原因の腰痛だとしても、それらの疾患も病院などでこれ以上症状改善のための適当な治療手段がない場合は鍼灸保険適用になる場合があります。もちろんしっかりと病名がつかないような画像検索などでは原因がわからないような腰痛も保険適用になります。
痛みを伴う腰が原因の症状は意外と多いため自分の症状では使えるのか?と思う方は一度ご相談されるのもいいかと思います。
原因は?
腰痛の原因も様々になります。腰痛とは疾患名ではないので、疾患が付かないような腰痛に関しては日々の使い方の癖、スポーツなどによる使いすぎ、また老化なども原因としてあげられます。
どのように施術するの?
腰痛の原因もかなり範囲が広いためまずはその痛みが出る原因の特定からになります。
筋肉が原因のものに対しては血流を改善したり、筋肉を柔らかくして痛みのある場所への負荷を和らげるために施術を行います。もともと別の疾患がある場合はそちらも踏まえて行わないと施術してもすぐ痛みが出てくるので今までの痛みについて詳しく確認する必要があります。
今回のコラムでは腰痛や五十肩はとても簡単にご説明しました。以前のコラムでそれぞれ詳しくお話ししているので気になる方は今回のコラムと併せてお読み下さい!
さて、今回までの5回にわたり鍼灸保険適用疾患についてお話ししてきましたが、1番最初のコラムでもお伝えしたように保険を使うためにはかかりつけの医師からの同意書が必要になります。
ですので注意していただきたいのですが、今回のコラムを読んでいただき自分の疾患は保険が使えるのか!と思ってもかかりつけの医師が必要ではないと判断されたら使うことは出来ません。
今までご紹介したものは一般的には、というお話しですのでそちらをご理解頂いて読んでもらえると嬉しいです!
ですがもしかかりつけの医師が保険適用にはならないと判断されていてもある程度鍼灸治療で効果があるため保険適用の疾患になっているので気になる方は一度受けられてみてもいいかと思います!
また当院では提携関係にある整形外科もあり、必要に応じて同意書の依頼もできるため保険適応をご希望の方は是非ご連絡ください。
では今回もこの辺で!
また次回のコラムでお会いしましょう!
腰痛治療院 恩‐ON‐院長 竹内剛
著者 Writer
- 院長:竹内 剛
(たけうち ごう) - 取得国家資格:柔道整復師、鍼灸師
取得資格:日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(合格率10%ほどの難関資格)、
登録販売者(医薬品の95%の販売を行うことが出来ます)、
巻き爪認定セラピスト
趣味:食べ歩き、マンガ(抑制中)
得意な施術:腰痛、スポーツ外傷、肩の疾患(五十肩等)
ご来院される方へ一言:スポーツ障害はお任せください!!
当院のご紹介 About us
腰痛治療院 恩-ON- SNSアカウント運営中!
腰痛治療院 恩-ON- SNSアカウント運営中!
腰痛治療院 恩-ON-
フォローお願いします!
- お得な情報配信中!
- サービスのご案内などもしています
- キャンペーン情報いち早くゲット!