妊娠出産のお話【産後の腰痛予防について】
腰痛
骨盤矯正
妊娠出産のお話【産後の腰痛予防について】
こんにちは。
鍼灸マッサージ師の田井です。
今回で妊婦さん向けのコラムも最後になりました。
最後の回では産後の腰痛予防についてお話しさせて頂ければと思います。
産後、体は子供を産むためかなり傷つき、また筋肉も弱まります。もちろん腹筋も例外ではなく弱くなり、腰を痛めやすくなっています。
しかし、前回のコラムでお話しした腹直筋離開があるためすぐに腹筋運動を行う事はかえって状態を悪化させてしまうのです。
しかしそのままでは腰に負担がかかりますよね、ではどのようにして腰痛になる事を防ぐ事ができるのかポイントは3つあります。
①骨盤ベルトをする。
→妊娠中に引き続き、グラグラの骨盤では上半身の重さを支える事が出来ず腰にとても負担がかかります。ですのでしっかり骨盤ベルトをしましょう。短くても産後2ヶ月間は着けておく事をお勧めします。またつける位置も大切で、大転子と言われる脚の付け根にある骨と仙骨を通るようにつけましょう。産後太りにも効果がありますよ!
②骨盤底筋のトレーニング
→こちらも妊娠中にも行う事をお勧めしましたが産後もとても大切なトレーニングになります。出産に伴い緩んだ骨盤底筋群をそのままにしておくと最悪骨盤内の臓器が下がり脱出する事もあります。また骨盤底筋群がしっかりしないと腹直筋離開が戻るのにも時間がかかるので腹筋を行う前にまずは骨盤底筋からトレーニングしましょう。
簡単に行える方法としては、排尿時に止めて出してを繰り返すと骨盤底筋を使う感覚がわかるのでおすすめです!
③無理をしない!
→実はこれが一番大切です!出産は交通事故と同じくらいのダメージがあると言われています。ですので「意外と平気かも!」と思ってもかなり体はボロボロ。しっかり休み無理をしないようにしましょう。人間の体はうまく作られているので休むべき時に休めばしっかり回復します!重たいものはパートナーや家族に任せて自分は「こんなに休んでもいいのかな….」と思うくらいがちょうどいいのです。
私はじっとしている事が苦手で産後2週間から動きすぎてしまい、結果ぎっくり腰になってしまいました。
産後は体が緩むとお伝えしましたが悪い事ばかりではなく、緩んだところから正しくケアをしてあげることにより産前よりもいい状態にする事もできます。
ですのでこの時期に自己投資だと思い鍼灸やマッサージを始めるのはとてもおすすめです。
私も幼い頃からX脚で太ももの間に隙間がない事がコンプレックスでしたが、産後トレーニングとマッサージでかなり改善し太ももの間に隙間も出来ました!産前に履いていたズボンもお尻周りがゆるくなりました!
ですので育児で大変ですが、この時期に自分の体としっかり向き合ってあげて下さい。
それによってその後の体が大きく変わります。
さてここまで4回にわたり妊娠さんに向けてのコラムを書かせて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
内容が分かりづらかった事もあったかもしれませんが、1ヶ月間お付き合い頂きありがとうございました!
田井でした。
著者 Writer
- 院長:竹内 剛
(たけうち ごう) - 取得国家資格:柔道整復師、鍼灸師
取得資格:日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(合格率10%ほどの難関資格)、
登録販売者(医薬品の95%の販売を行うことが出来ます)、
巻き爪認定セラピスト
趣味:食べ歩き、マンガ(抑制中)
得意な施術:腰痛、スポーツ外傷、肩の疾患(五十肩等)
ご来院される方へ一言:スポーツ障害はお任せください!!
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